本のはなし・・・・。

時の移り変わりは本当に速い。 ”光陰矢のごとし・・・” と子供の頃から良く聞かされては来たが、やはり親は嘘は云わないものだよな~?、などと変な所で納得する今日この頃ではある。 小さな ”時” の集積である時代も、僅か60数年の人生の中で大きく変わった。 昔は、人の話や本や雑誌が知識の源泉であった(TVや映画の影響も多少はある)が、最近ではそれがインターネットに取って代わられ、本も電子書籍に変わりつつある。 子供の頃から良く耳にしてきた大企業、家電メーカーのナショナルやシャープ、最近では東芝が風前の灯になっている。 出版関係も厳しい時代に入った様だし、私が好きだった国産車メーカーである ”技術の日産” もルノーの軍門に下って早や久しい・・・。

たまの近所付き合いの世間話にも時々うっとうしさを感じる事があるが、AI相手の会話や取引も、なんか心情的にはそれ以上に味気なくつまらない物の様な気がしてきている。    ・・・孤独老人の一歩手前を徘徊し始めているのかな~・・・?!(笑) また最近は、年寄りの終活や断捨離などとはまったく関係なく、若い人の間でも物を持たない事がトレンドになりかけているし、スマートフォン・アンドロイドの ”未来のイヴ” が増えている様だ。

2台のおもちゃを作り終えた後、工作机の掃除も兼ねて続きの隣室の片付けも暖かい日をみはからって始めている。 閑な時間があれば夜ものんびりやっているのだが、雑誌、本等の処分もそろそろ考えなければいけない時期にも来ている様だ・・・。 その時代時代の自分の好みで読み溜まってしまった本なのだが、なんの脈絡も無い本がとなりどうしに無造作に突っ込まれているし、つまらぬカタログや雑誌も後生大事に仕舞い込まれている・・・。 そんな雑然とした本棚の一部のゴミ(実際はゴミとは呼びたくないのだが・・・)の中から 学生時代に電車の中で読んでいたハヤカワ・ポケット・ミステリーが出て来た。 記憶が定かではないのだが・・・、お金の無い学生時代に、多分古本屋の店先のワゴンで買った本だろうと思う。 その他の単行本もいずれは処分しなければならない本達なのだが、このハヤカワ・ミステリーにしばらく引っかかってしまった・・・。

この文章を書いていてふと思うのだが・・・、自分の本箱と云うものは自分の口の中を覗かれている様で、実際にはあまり人には見られたくないものだ。

転居の多い人生だったのだが、良くもこれだけ本棚に脈絡の無い本が並んでいるものだと自分でも感心する。 殆どは読んだ本なのだが、タイトルを見ただけでは内容や主人公の名前すらすぐには思い出せない本もある。 ・・・そうだよな~、昨日TVで観た俳優やスポーツ選手の名前も引っかかってすぐには出てこない事も良くあるもんな~。

無駄な時間を出来るだけ作りたくない落ち着きのない性格のせいか、ここ数年も北欧系のミステリーを ”何もしたくない時間” にしばらく読んでいたが、・・・やはり私のミステリーの原点はドイル?(いや、アガサかな~?)とハードボイルドに尽きる様な気がしてきた。  最近はハードボイルドなどは、はやらない時代なのだが、どの本に書いてあったかは忘れてしまっが・・、「誰からも何も求めない頑な気持ちだけが、唯一の心のよりどころ・・・」と云った様な文章が心の中に蘇ってくる。 ・・・人間は、結構つまらない物に影響されて生きているものだし、そのつまらない物や事が今の自分を形成している様にも思えてくる。(時代錯誤の、いこじな老人そのものだ~!)

さてと・・・、大分薄汚れてみすぼらしくなった三重苦(ヤニと埃とカビ)の本達だが、数十年ぶりに手に取ってみると、本当に処分できるのかな~?と、ちょっと心配になってきた・・・。(苦笑)


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