② 1/24 LINDBERG Porsche Carrera

Cobra-GT(#6012), McLaren-Ford(#6013), Hussein -DODGE(#6014), Porsche-Carrera(#6020) の4種類の1/24のスロットキットが当時発売されていた。   コブラGTだけがインライン(IL)のステアリング付の別物シャーシーであったが、ポルシェ、マクラーレン、フュッセンはアルミ・プラットホームの、それもワンピースのサイドワインダー(SW)・フレームに外付けスイングアームであった。                     ・・・と云う事は、この3台のボディーのホイルベースも同じと云う事になる。     そして、ポルシェのキットだけが番号が飛んで#6020となっている。         一番最後に発売されたキットなのか・・・?  間に何台か予定の車があったのか・・?                  シャーシー、ホイル、タイヤ等のパーツ販売はあったのか・・・?         私にとってこのLINDBERGの1/24のスロットカー達は、幾つかのミステリーを持つ車達なのだ・・・。(笑)

また スロットのボディーキットで、コブラのブルーのボディーは時々見かけるのだが、このポルシェのボディーキットだけは今まで見かけた記憶がない・・・。         これは、キットの発売時期が遅くピークから外れてしまったからか?、リア・トレッドが収まらない為に売れなかったからか?・・・。 販売不振で、いち早く元型をスタティック・キットに切り替えてしまったからなのか・・・?

過去にもタミヤのD型シャーシーやRusskitのSW・シャーシーを使ってヴィンテージもどきのスロットカーを作ろうとしたことがあるのだが、幅の狭い車には当時のSWシャーシーはトレッドが広すぎて使う事が出来ないことが多かった。 仕方なく現行のモーターを使ったり、ピットマン・モーターをILでずらして搭載したり、ギアとシャフトがアッセンブリーになったSWモーターを使用する等の方法で対処してきた・・。

当時のボディーで、コクピットがフラットな物なら何ら問題は無いのだが、ちょっと色気を出してCOXの様なフルコックピットの車をSWで作ろうとすると、やはり当時のモーター(F16やFT36等)は僅かに長すぎる(大きすぎる)のだ!!    ・・・それではFT26Dはどうか?、・・・これはちょっとパワフルで高価すぎるし、また私の手持ちにもほとんど在庫がない。                             (・・・話が脱戦するが、COXのDINOのシャーシーは車幅68mmのボディ-に上手く対応させている。 ホイル、タイヤの幅等々・・・、流石と云うべきか、本当に良く考えられた素晴らしいローリング・シャーシーだと思う。)

さてと・・・、本題なのだが、今回のLINDBERGの Porsche CarreraもFT36をもろにSWで搭載し、おまけにスーパーギアもCOX並みの厚みがあり、ピニオンもイモネジ留めのものを使っているので、リアのトレッドがボディーに収まりきれなくなってしまっている。 それだけではなく、このイモネジタイプのピニオンが長い為にタイヤにあたり、タイヤが削れてしまう有り様だ。 これはLINDBERGの他の3台のSWのスロットカーにも云えることで、明らかに設計上あるいはパーツ選択上のミスだと思われる・・・。

特にCarreraのリアのボディー幅は67、5mm程で、広いHusseinでも74mm程だ。 言い方を変えれば、このSWシャーシーにはカレラのボディーだけは、リアの幅が特に狭すぎてミスマッチだったと云う事だ。 ちなみに、スーパーギアをそっくり抜いて、1mmのスペーサーを両側に入れて、タイヤ・ホイルだけをナット留めした状態で丁度トレッドが合うという塩梅だ・・・。                      (多分、幅が無い McLaren Ford も同じ憂き目を見る事になると思うのだが。)



(これは一番ボディー幅があるHUSSEINのインストのコピーだが、この写真でも既にタイヤがボディーからはみ出している。中央はCARRERAで最後はHUSSEINの車幅)


少なくともピニオンだけはCOXと同じような薄めの打ち込みタイプのものにして販売するべきだったと思う。 Rasskitやタミヤはリアホイルにスーパーギアが付いた特殊なホイルを製作してこの問題に対処しているが、LINDBERGはそのままキットとして販売してしまった。 ・・・インスト通りに組んだのではやはり5mm程、タイヤがボディーからはみ出してしまうのだ。 キット自体もバラバラにパーツがブリスターの中に入っているのではなく、シャーシーはすでに借り組状態でパッキングされている。

私なりに対処方法を幾つか考えてはみたのだが、スーパーやピニオンを変えてシャフトの中留めナットを1個減らして、違うFT36のシャフトを詰めて搭載してもタイヤのはみ出しは僅かに解消される程度だろうと思う。 ・・・出来るものならオリジナルのパーツを使ってなんとかしたいとは思ってはいるのだが・・・。 ホイル自体はフロントもリアも同じサイズのものが使われているので、タイヤを細いものに換えるか・・?  また、リンドバークのボディーはリアのホイルアーチが他のメーカーの物より幾分大き目なので、タイヤがはみ出してもボディーに干渉することは少ない。               後はボディーの幅だしか・・・?! (やはりダメな物は、ダメだよな~・・・笑)

・・・いつも思うのだが、実車の改造や修復(レストア?)と同じで、やろうと思えばシャーシーを部分的に切り飛ばし、モーター、スーパー、ピニオン、ホイル、タイヤ等すべてに手を入れる事は実車以上に簡単だ。  モーターも小さいものに換えればスーパー側のシャーシープレートを内側に移動させる事も可能なのだ。 ・・ただ、何でもかんでも手前味噌でいじくりまわしてしまったのでは、今まで作って来た古いモーターを積んではいても、ボディーが現行のレジンだったりの中途半端なスロットカーと同じになってしまう。  実車と同じで、タイヤや欠損した外装パーツやブラシ等の消耗部品は交換しても、基本構造に手を入れるのは、果たして古い車のレストアと云う観点から考えると、いかがなものか?といつも考えさせられている。            特に古い希少なスロットカーをいじる時には悩むことが多い・・・。

・・・そんな訳で、この “Carrera” には入手以来、「出して見てはまた戻し」の繰り返しで、7~8年の無駄な時間を楽しませてもらっているのである。(苦笑)

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