③ 1/24 日模(Nichimo Minicon) Maserati 3700GT

前回のブログでは、「このマセラーティーの原型は66年の後半には既に出来ていた。」などと適当な事を書いてしまったが、その後、どこかでこの日模のミニコンのコマシャールを見たことを思いだし、いろいろと手持ちの当時の資料を探してみた・・。

やはり、あったあった・・・。 昔友人から借りてコピーしたMSLの裏表紙にありました。 No12号 1966年10月号の裏表紙に・・・!!          見たら既にミニコンだけじゃなく、ラジコンらしくなった一ランク上のプロコン・ミニなるバラクーダの製品写真まで載っていましたよ~。

・・・と云う事は、66年の10月には既に製品になっていた訳だから、日模は65年の後半か、或いはそれより前にこのプロコンなるラジコン?のマセラーティーを計画していた可能性が高くなる。 ・・・そうしてみると、まだモデルカー・レーシングがクリア・ボディーが多くなったとはいえ、ピークの頃からこのミニコンなる次世代の1/24のラジコンカーの開発、販売を計画していたと考えても不思議ではない。                  ・・・やはり、このマセラーティー3700GTはラジコン用のボディーとして計画されていた可能性が高くなる。                          (まぁ~、ミニコンの開発が遅れる様であれば、スロットのボディーにすれば良いかな~?ぐらいの考えで、スロットの箱絵にこの車の絵を載せていたのかもしれない。)


とりあえずこれで、長いこと推測の域を出なかったこのマセラーティー3700GTのスロット説に対しては、自分なりにある程度の納得が得られたことになる・・・。

そしてまた、現在までの1/24の車のモデルの中でも殆ど見かけた事が無い魅力的な車種でもあるので、この際日模とは関係なくボディーだけでも簡単にレジン取りして、自分勝手なスロットカーでも作ってみようか?と、この暑いさなかにシリコン・ゴム型に沈めてみた・・・。(苦笑)

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② 1/24 日模(Nichimo Minicon) Maserati 3700GT

ここの所、猛暑酷暑続きの日本ではあるが、楽しみにしていたThe Openも昨晩プレーオフも無く無事に決着がついた。 深夜のTV観戦が4日間ほど続いていたので、こちらも寝不足で、疲れがたまっている様だ・・・。 久しぶりに見るタイガーの試合運びが印象的だった。 この暑さでは、さすがに仕事以外の外出もめっきり減っているのだが、TV観戦だけでも疲れる様ではやはり、私も大分老朽化してきてるようだ・・・。

以前にもこの日模のマセラーティー3700GTについては書いたことがあるのだが、実際、この車がスロットカーを目的として金型が起こされたのかどうかは、他の日模のスロットカーの箱絵のCMを見て、ただ想像しているだけに過ぎないかもしれない。     ・・・ボディーは1/24と云う表記だが、多少大振りの様な気がする。 しかし過去の日模の24のボディーの中では車種もさることながら、最良の出来ではないかと個人的には思っているのだが・・・。(苦笑)

当時(66年後期までには)、既にこの車の原型は出来ていたのではないか?と云う事は前述のCMでも想像できるのだが、この車の内側を調べてみてもシャーシーを取り付けるポストの跡はフロントに予定地ぐらいの僅かな物が存在する程度だ・・・。ただ、このフロントのポスト跡はフロントシャフトが通る位置に存在するので、スロットのマウント・ポスト用の物とは考えづらい・・・。                   (ちなみにこのミニコンには、別物の黒いマウント・ポストが接着されている。)

もしスロットカーにするのであれば、コクピット部分は別物の上げ底パーツ構成になるので、そのパーツにリアのポストは付くことになる。 またこのコクピットの別物パーツの前部を伸ばして、フロントのポストも一体で付け足す事も可能と云う事にもなる。               (スロットカーにするのであれば、時期的な問題もあり、個人的にはマンタレーのセカンドバージョンのFT36Dが載ったアルミシャーシーか、新規のシャーシーを考えていたのではないだろうかと思う・・・。)                                     また、既に斜陽傾向のモデルカー・レーシングを考えて、既に”ミニコン”なる新しいジャンルの模型の開発を進めていたのかもしれない・・・。(リアに縦にWでモーターが積めるボディーもそうは無いと思う。それで幾分ボディーが大きいのかな~・・?)

・・・どちらにしても日模としても右か左か?、どういう形でこの車を生かすのか振れていた時期のボディーではなかったのかと推測する・・・。

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① 1/24 日模(Nichimo Minicon) Maserati 3700GT

サッカー、ワールド・カップの日本の観戦や応援の盛り上がりもひと段落して、後はベスト4の決戦を残すのみとなった。(私が一番注目していたベルギーvsフランス戦は今朝方決着がついた様だ!)  サンウルヴスもどうにか3勝目を挙げてくれたし、トヨタも悲願のルマンに勝った・・・。                              ワールド・カップのTV観戦での寝不足も有り、ここの所の暑さも手伝って、仕事どころか工作の方も殆どやる気が起きない日々が続いている・・・。

・・・そんな訳で、今回数年ぶりに引っ張り出してみたのが、スロットカーではない日模のミニコンのマセラーティー3700GTだ~。                  ・・・何だよ~・・・、学研の次は日模かよ~?!                              (どこからか聞こえる失望の声。 ・・・ん~?、私の中から聞こえて来るのか~?)

実は、何年も前からこの日模のマセラーティーも、いつかはスロットカーにしてみたいと云うささやかな願望は持っていたのだ。 ・・・そんな訳で、いつもはボディーの方にばかり目が行きがちだったが、今回はこのミニコン・マセラーティーのローリング・シャーシーをちょっと見てみたいと思う・・・。                      (手を動かさないで、適当な講釈たれるだけなら簡単で楽なんだよね~・・・。笑)

・・・もう何回、この車のボディーのネジの脱着をしたことだろうか?!        簡単に云えば、子供の頃に作った戦車模型を自動車にして、それをリモコンではなくラジコンにしたと云う車なのだが・・・。(シリーズ化された様で、後半にはスケールの大きなトヨタのコロナなども存在していた。)                    1960年代後半の発売だった思うのだが・・・、フロントの抵抗の無いステアリング機構をフリーの状態にしておき、リアに積まれた2台のモーターの片側、あるいは両側作動により直進?や左右へのステアリングを可能にしている仕組みだ。         現在の模型のドローンやラジコン技術の進歩に比べれば隔世の感がある事は否めない。                ・・・この当時であれば、(余計なお世話だが)ラジコンではなくリモコンで安く販売した方が良かったのではないか?、などとも思ってしまう。            また、マセラーティ3700GT(1966)と云う車種選定も、今だからこそ爺様には受けるかもしれないが、当時の子供達にはあまり興味を引く車ではなかった様な気もする・・・。                                 (私はこの車をミニコンとして走らせた事は無いのだが、箱の裏に出ていた操作方法の簡単な取説もUPしてみたので、興味の有る方はご覧になって頂きたい。)

やはりローリング・シャーシーで目を引くのはステアリングシステムなのだが、よく見ると、このフロントのステアリングシステムにはサスペンション機構も備わっている。それも左右同等のスプリングレートではなく、左のフロントタイヤにのみサスペンションが効く構造なのだ。 ・・そもそもステアリング機構が無くても、戦車と同じでモーターの片側だけの駆動で、左右に曲げるだけのパワーはモーターとこのギア比で充分だと思うのだが・・・。 当然、ステアリングがあった方がフロントホイルが方向を決めてくれる状態になるので、見た目は格段に良くはなるのだが・・・、搭載されているサスは 本当に必要だったのかな~?とも思ってしまう。                ステアリングのアライメントも古典車の様なオーバーステア設定になってるし、畳の僅かな凸凹でフロントの片輪が浮いてしまうと、スレアリングが上手く機能しなかったからなのか・・・?。  それにしても僅かな事だと思うのだが、それ以外に何か必然があったのだろうか・・・?                             (やはり新しい電池を入れて走らせてみないとダメか~・・・? 笑)

後は、一様 1/24 と云うサイズで、リアに2個のモーターが縦に搭載出来たと云うのも、いつもシャーシーへのモーターの搭載に苦労している身にとっては驚きであった。 当然このシステムではリアのシャフトはセパレートされていて、左右が個別のモーターの回転により動く様になっている。 (このシステムはある意味で云えば、直進が難しかったのではないかと思うのだか・・・、どうだろう?)                また、周囲に円周状に回されたループから、離れることが出来ない不可思議なラジコン機能については割愛する。                            (着想は一昔前のITの迷路ゲームの原点みたいなもだし、今のラジコンの 1/24 のミニッツの始祖の様な車なので、興味深い事は興味深いのだが・・・。)

使われているホイルやシャフトのサイズも、当時の日模のスロットカーの転用品の様なので、シャーシーに付いてる余計なものを取り外して、このままステアリングと連動させたガイドを取り付けて、スロットとして走らせてみるのも面白いかもしれい・・・。 (・・・馬鹿だね~!! 涙)

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③ 1/24 学研(Gakken) Ferrari P2(PhoseⅡ) Restration

 

上の写真は、仮組したキットの車と今回修復したフェイズⅡの車両を真横から撮ったものなのだが、外見だけではホイルとタイヤが大きくなったくらいの違いしか見いだせない・・・。

まず最初にボディーを一晩剥離剤に沈めて、ボディーの油分と汚れ、古いグルーだけを出来るだけボディーに傷を付けない様に取り除いた。 この時に付いていたシールのゼッケンも早めに回収し、ボディは爪楊枝を利用して出来るだけグルーだけを取り除いてみた。 既にこの時点で、ボディーにはあちらこちらに小傷があるのだが、今回は塗装もしないので、それらの小傷も当時走っていた証拠として残してある。 後は古いグルーが落ちたら簡単にふき取って、コンパウンドで表面のアルコールによる白濁を磨いてやるだけだ・・・。

シャーシーも分解後に洗剤で洗浄し、アルミのフレームは歯ブラシと液体クレンザーで磨いて梨地状態にしている。 リアのホイルとシャフトとギアは、ジャンクの同じ学研のT70から一時的に借りて来て今回は取り付けている。

問題の一つであったずれたフロントのポストも、割らない様に苦労して外した・・・。 問題はここからで、学研はシャーシーを固定するのに2.6mmの長いネジを使っている。 60年代はネジやナットの規格がJISの物が多く、また現在ではISOの規格の物が多くなっている・・・。 当然ネジ山のピッチも違い、またネジの頭も-から+に変わっているものが多い・・・。                           このネジとナットを当時の規格で探すと云う事になれば専門店を幾つか当たらなければならないし、またあったとしても小ロットでは結構高くついてしまう・・・。    

結局、マウントに合いそうな長さのネジが見つからなかったので、Mの2・6mmのネジとナットでフロントポストのシャフトは作り変える事とした。           リアの長いネジもこのMの2.6mmのネジが使えたので、これを丁度良い長さに切って利用したが、頭は+になってしまった。(リアのマウントもネジを埋めてナットで締める様に無理をして改造しようとも考えたのだが、・・・出来るだけ当時の形を留めたいと思い、リアはそのまま手を付けずに残すこととした。)

剥離時に回収したゼッケン(#30)はコピーして切り出してボディーに貼っているが色合いや感触はやはり違ったものとなっている。 後、オリジナルでないものはガイドとブラシ、フロントとリアのタイヤなのだが、フロントは合いそうな市販のOリングを使用。 (このガイドも最初のキットの物とアルミ・シャーシーキットの物では異なる。) 今回使用した物は(調べればわかるのだが・・・)現状ではメーカー不明。             昔、オーバーホールした学研のローラT70も当時の入沢のスポンジに全て変えたのだが、今回のP2にも手持ちに有った同じ入沢のスポンジをリアに履かせている。

アメリカとオーストラリアには僅かに輸出された様だが・・・、とりあえず、外見上は60年代にこの学研のローラT70とフェラーリのP2が、人知れず巷に出回った時の雰囲気だけは感じとれる車にはなったかと思う・・・。(苦笑)  

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② 1/24 学研(Gakken) Ferrari P2 (Kit)

今回、フェイズⅡのフェラーリP2をレストア?する前に、当時の学研のP2のキットがどんな車だったのかも知っておく必要がある。 実の所、私もそのまま組み立てた事が今まで無いからだ・・・。

60年代当時、私の行きつけの何件かのサーキットでも、走行しているこの学研のP2を見た事は無かった・・・。 私が今回UPしたこのキットも80年代の中頃だっただろうか? 恵比寿のMrクラフトにたまたま行った時に、1階のプラモ売り場に20台程が積み上げられていて、1/32のロータス30と一緒に1台1000円で売られていた物を入手したものである・・・。

その時は遊びも兼ねて車のプラモデルとかパーツを何気なく探しに行ったのだが、このキット達を発見して、慌ててこのP2を3台と1/32のロータス30のキットを1台購入してしまった。(爆)                               当然すぐに資金ショートとなり、他のものは何も買えなかったのだが それでも良い買い物をしたな~と、喜び勇んで帰路についた事を思い出す・・・。

前回UPした自分なりに手を入れたP2(#198)もその時に購入した1台である。  今回はやはりその時に購入したキットの中でも、ブリスターが剥がれ中でパーツが遊んでいるキットの1台を開き、未接着で簡単に形だけの仮組をしてみた・・・。

このキットの仮組で気になったのは、最初に丁度良さそうなホイルベースを決めて、それにボディーマウントをビスでシャーシーに固定してからボディーに接着しないと、綺麗なタイヤとホイルアーチの関係が作れない事だ。 実際、丁度良さそうなホイルベースを作ると、リア・ポストの接着位置がボディーの指定?位置から多少ずれることが判った。(フロント・ポストはシャーシーのホールが長いので問題はない。)

キットをそのまま作れば、こんな感じの車になるんだ~?と云う事を私自身も見たかったので今回UPしてみた次第である・・・。

当時としては珍しく、東工大の工学博士が監修にあたっているのがいかにも学研らしいし、ホイル、タイヤは小さめだが、フロントはフリーホイルだし、外側から留めるスピナー風の袋ナットを使用している所が実車の様で、当時の国産キットとしてはこちらも珍しかったのではないだろうか・・・。                              当時のほとんどのキットが内ナット留めで、それらしいパターンのホイルインサートを入れるタイプだったからだ。                                   既に発売されていた海外のCOXなどの高価な素材や高度な設計、工作技術を参考にしたのが伺われる様で面白い。(学研でもインストに誤植をやるんだな~・・・。 笑)

昭和41年1月10日 「模型と工作」モデルカーレーシング・ハンドブック 臨時増刊 第4集からの記事の抜粋

1966年3月号 No5 「モデル・スピード・ライフ」からの抜粋

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① 1/24 学研 (Gakken) Ferrari P2(PhoseⅡ) Restration

この学研のP2のボディーの事は、2009年の5月2日に当ブログで既に書いたことがある・・・。 その時点では友人のT氏の車であったのだが、その後、嬉しいことに私に譲ってくれる事となり、それ以来私の手元で惰眠をむさぼって来た・・・。   私の心の中では、「また学研かよ~?!」と云う半ば呆れた声も聞こえてくるのだが、この車もそろそろ形にしておかないと、もし、ぽっくり逝く様な事にでもなれば、現状のバラバラ状態では、簡単にゴミとして捨てられてしまう心配もあるからだ。(爆)

今は家の中で所在不明にはなっているのだが、実は以前(10年程前だったか?)にもこの学研のボディーを使って自己流のP2(#198)を製作している・・・。


この車を私が譲り受けた時点で、フレームにフロントタイヤ一式とモーター等は付いていたのだが、リアのホイルとシャフトは無い状態であった(・・・と思う?!)。 ・・・もしかしたら、自前のローラに使ってしまったのか?、その辺の記憶はちょっと定かではないのだ。 ・・まあ、そんな経緯で私の元に来た車なのだが、学研の後期型シャーシー用の同型のアルミのリアホイルがすぐに見つかる訳も無く、(未だに探してはいるのだが・・・)他の学研のジャンクのボディーと一緒に段ボール箱の中で眠っていた物なのだ。                                    もう1台のオリジナル(キット)のボディーにはフロントとリアに穴が開いており、ボディーだけはプラ棒で既に修復途中にあるのだが、スイングアームはあるののに、肝心のジュラコン製のフレームが入ってないんだよな~・・・?!  参ったな~。(涙)

上の写真はその段ボールの中をさらけ出した時の写真なのだが、久しぶりに見るとボディーサイドに紙のシール(#30)のゼッケンが貼られていた。 当時は裏側のボディーマウントやポストの違いばかりに目が行き、このゼッケンシールを見逃していた・・・。 またドライバー背後のロールバーを兼ねた整流板も無かったのだが、ボディーにはこの整流板の接着跡も残っていた。                  (#82のブルーのシールは、ローラT70に付いていた物だと思われる・・・。)        

今回はオリジナル(キット)のジャンクボディー(写真のもう1台)から必要なパーツを拾い集めて、あまりいじり過ぎずに、出来るだけ当時の ”素” の状態に復元したいと思っている・・・。                                  それにしても、最初からフロントのマウントポストは”ずれて”接着されてるし、シャーシーを留める為の長いネジも見つける事が出来るのかが心配だ~。                  当時キットで発売されていた車ではないし、おまけに、紙のゼッケンシールが張られていたり、マウントの接着位置もいい加減な所を見ると、当時どこかのサーキットのRTRのレンタカーだった可能性もあるよな~・・・。

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② 1/24 LINDBERG Porsche Carrera

Cobra-GT(#6012), McLaren-Ford(#6013), Hussein -DODGE(#6014), Porsche-Carrera(#6020) の4種類の1/24のスロットキットが当時発売されていた。   コブラGTだけがインライン(IL)のステアリング付の別物シャーシーであったが、ポルシェ、マクラーレン、フュッセンはアルミ・プラットホームの、それもワンピースのサイドワインダー(SW)・フレームに外付けスイングアームであった。                     ・・・と云う事は、この3台のボディーのホイルベースも同じと云う事になる。     そして、ポルシェのキットだけが番号が飛んで#6020となっている。         一番最後に発売されたキットなのか・・・?  間に何台か予定の車があったのか・・?                  シャーシー、ホイル、タイヤ等のパーツ販売はあったのか・・・?         私にとってこのLINDBERGの1/24のスロットカー達は、幾つかのミステリーを持つ車達なのだ・・・。(笑)

また スロットのボディーキットで、コブラのブルーのボディーは時々見かけるのだが、このポルシェのボディーキットだけは今まで見かけた記憶がない・・・。         これは、キットの発売時期が遅くピークから外れてしまったからか?、リア・トレッドが収まらない為に売れなかったからか?・・・。 販売不振で、いち早く元型をスタティック・キットに切り替えてしまったからなのか・・・?

過去にもタミヤのD型シャーシーやRusskitのSW・シャーシーを使ってヴィンテージもどきのスロットカーを作ろうとしたことがあるのだが、幅の狭い車には当時のSWシャーシーはトレッドが広すぎて使う事が出来ないことが多かった。 仕方なく現行のモーターを使ったり、ピットマン・モーターをILでずらして搭載したり、ギアとシャフトがアッセンブリーになったSWモーターを使用する等の方法で対処してきた・・。

当時のボディーで、コクピットがフラットな物なら何ら問題は無いのだが、ちょっと色気を出してCOXの様なフルコックピットの車をSWで作ろうとすると、やはり当時のモーター(F16やFT36等)は僅かに長すぎる(大きすぎる)のだ!!    ・・・それではFT26Dはどうか?、・・・これはちょっとパワフルで高価すぎるし、また私の手持ちにもほとんど在庫がない。                             (・・・話が脱戦するが、COXのDINOのシャーシーは車幅68mmのボディ-に上手く対応させている。 ホイル、タイヤの幅等々・・・、流石と云うべきか、本当に良く考えられた素晴らしいローリング・シャーシーだと思う。)

さてと・・・、本題なのだが、今回のLINDBERGの Porsche CarreraもFT36をもろにSWで搭載し、おまけにスーパーギアもCOX並みの厚みがあり、ピニオンもイモネジ留めのものを使っているので、リアのトレッドがボディーに収まりきれなくなってしまっている。 それだけではなく、このイモネジタイプのピニオンが長い為にタイヤにあたり、タイヤが削れてしまう有り様だ。 これはLINDBERGの他の3台のSWのスロットカーにも云えることで、明らかに設計上あるいはパーツ選択上のミスだと思われる・・・。

特にCarreraのリアのボディー幅は67、5mm程で、広いHusseinでも74mm程だ。 言い方を変えれば、このSWシャーシーにはカレラのボディーだけは、リアの幅が特に狭すぎてミスマッチだったと云う事だ。 ちなみに、スーパーギアをそっくり抜いて、1mmのスペーサーを両側に入れて、タイヤ・ホイルだけをナット留めした状態で丁度トレッドが合うという塩梅だ・・・。                      (多分、幅が無い McLaren Ford も同じ憂き目を見る事になると思うのだが。)



(これは一番ボディー幅があるHUSSEINのインストのコピーだが、この写真でも既にタイヤがボディーからはみ出している。中央はCARRERAで最後はHUSSEINの車幅)


少なくともピニオンだけはCOXと同じような薄めの打ち込みタイプのものにして販売するべきだったと思う。 Rasskitやタミヤはリアホイルにスーパーギアが付いた特殊なホイルを製作してこの問題に対処しているが、LINDBERGはそのままキットとして販売してしまった。 ・・・インスト通りに組んだのではやはり5mm程、タイヤがボディーからはみ出してしまうのだ。 キット自体もバラバラにパーツがブリスターの中に入っているのではなく、シャーシーはすでに借り組状態でパッキングされている。

私なりに対処方法を幾つか考えてはみたのだが、スーパーやピニオンを変えてシャフトの中留めナットを1個減らして、違うFT36のシャフトを詰めて搭載してもタイヤのはみ出しは僅かに解消される程度だろうと思う。 ・・・出来るものならオリジナルのパーツを使ってなんとかしたいとは思ってはいるのだが・・・。 ホイル自体はフロントもリアも同じサイズのものが使われているので、タイヤを細いものに換えるか・・?  また、リンドバークのボディーはリアのホイルアーチが他のメーカーの物より幾分大き目なので、タイヤがはみ出してもボディーに干渉することは少ない。               後はボディーの幅だしか・・・?! (やはりダメな物は、ダメだよな~・・・笑)

・・・いつも思うのだが、実車の改造や修復(レストア?)と同じで、やろうと思えばシャーシーを部分的に切り飛ばし、モーター、スーパー、ピニオン、ホイル、タイヤ等すべてに手を入れる事は実車以上に簡単だ。  モーターも小さいものに換えればスーパー側のシャーシープレートを内側に移動させる事も可能なのだ。 ・・ただ、何でもかんでも手前味噌でいじくりまわしてしまったのでは、今まで作って来た古いモーターを積んではいても、ボディーが現行のレジンだったりの中途半端なスロットカーと同じになってしまう。  実車と同じで、タイヤや欠損した外装パーツやブラシ等の消耗部品は交換しても、基本構造に手を入れるのは、果たして古い車のレストアと云う観点から考えると、いかがなものか?といつも考えさせられている。            特に古い希少なスロットカーをいじる時には悩むことが多い・・・。

・・・そんな訳で、この “Carrera” には入手以来、「出して見てはまた戻し」の繰り返しで、7~8年の無駄な時間を楽しませてもらっているのである。(苦笑)

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① 1/24 LINDBERG Porsche Carrera

ここの所、無手勝流のヴィンテージでもないスロットカーの製作が多かったので、久しぶりに純粋な古いスロットカーの事でも骨休めも兼ねて書いてみようかと思う・・・。    (目が悪くなったせいか?、最近はおもちゃの製作が少し億劫になって来ている。)

昔は良く見かけた1/24のリンドバークのコブラ・クーペや906カレラのプラモデルも最近ではあまり見かけなくなって来た。 私もコブラと906のスタティックキットは持っているのだが、どちらもちょっといじりはじめただけでほったらかしになっているものが幾つかある。 今回はそのスタティック・キットと同じボディーを使った当時の906カレラのスロットカーに、長年 ”どうしたものか?” と悩んでいる問題があるので、今回はその事について書いてみようかと思う・・・。

私達が子供の頃は、学校から帰ってくると自転車で模型屋さんに足を運ぶのが日頃の習慣の様だったし、また当時のプラモデルも出来が悪くても子供だったせいか、すぐに作りたい気持ちが先にたって、模型自体の細かな造作などをあまり気にすることもなかった様に思う・・・。  その当時のスロット・キットにも、今考えれば1/32のキットに1/24のドライバーが乗っているものや、FT36のモーターを積めばバギーの様なロータス30になってしまう様なものまでいろいろあった。 また、これは最初から設計のミスではないかと思われるものや、箱やインストのミスプリも結構多かった。 初期のタミヤのD型シャーシーも私は不良品だったと思っている。(タミヤは直ぐに改良品を出して大ヒットとなり、今では古典の名シャーシーとなっているが・・・。)

今でもそうなのだが・・・、当時の外国製のスロット・キットは、少年の私の目には好きな女の子以上に心ときめく憧れの存在だった・・・。(笑)              ただ、そんな心ときめく外国製のキットの中にも、ブリスターの中にモーターを入れ忘れた不良品キットや、ホイルやシャフトのネジのダイス、タップ曲りや、ホイルリムの欠けているもの、スクリーンの大きなクリアパーツにクラックが入っている物やボディ ーの屋根がつぶれて曲がっている様な物までいろいろあった。                 ・・・ちなみに、60年代当時は日本はスロットカーのパーツ大国で、主要なモーターからシャフト、ホイル、ビス、ナット、シャーシー・パーツ等まで海外に大量に輸出していた。

今回UPしたリンドバークのポルシェ・カレラ(906)は、当時は近所の模型屋さんでは殆ど見かけることはなかったキットだし、知らなかった分だけ個人的には前述の憧憬の範疇には入らないスロットカーなのだが、式場氏の904と生沢氏の906のグランプリでの活躍で、日本では最も人気のあるレーシングカーの1台になっているのではないかと思う・・・。

・・・だらだらと前置きが長くなってしまったので、ジャンクのRTRの写真だけを今晩はUPして、続きは次回にしようと思う。 ・・・ちょっと眠くなってきた~。

同好の士の方々の中には、この写真を見ただけで私の悩みを察していただける方もいるのではないだろうか・・・? (笑)

PS:白いボディーは、スロットから後にスタティック・キットに転用されたもの。ボ                                                 ディー裏にフロントのポストを削った跡が見られるし、フロントダクトも小さくなる。

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⑨ 1/24 JAGUAR D-Type (Revell)

先週末の事だが、やっとサンウルブス(Sunwolves)が勝ち星を挙げてくれた・・・。 すでに10戦を消化しているのだが、相手チームから63点をもぎ取ると云うのは、学生ラグビーの予選会でもなかなか目にする事はできない高得点だ。 私の知る限りでは、今までの国際試合では覚えがない・・・。 やはり後半にモチベーションを切らさずに戦い続ければ、おのずと結果は付いてくるのか・・・?!         (やっと1勝9敗だ~!!)                          最近のスポーツではTVカメラの数も多くなり、主審の判定以外に、ビデオによる判定(TMO)も進んできているので、観客も判定に納得できる様になって来ている。

さてと・・・、こちらはモチベーションが続かず、どうにかごまかしながら数年越しのクラークのTKF9がやっと完成した。 ドライバーがクラークなので、出来るだけレストア前のオリジナルに近い中古のDタイプを再現したかったのだが、手こずるところが多くて、やはり満足のいくものにはなっていない・・・。               現時点では、タイヤもハセガワのテスタロッサの物が付いた状態なので、走らせる時にはシリコンのそれらしい物に換えなければならないし、スクリーンも元型が悪かったせいか上手く取り付けられず、3分割の形の悪い不安定なものになってしまっている。 また、本来であればスクリーンと取り付け部分の黒いラバーのウエザーストリップもインセクトピンで一緒に留めたかったのだが、とてもそんな気力は無いので、塗装のドットでごまかしてある・・・。

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60th Anniversary of KEITH HARING

息抜きのドライブを兼ねて、前から一度見に行きたかった中村キース・へリング美術館に半日足を運んでみた。  美術館自体もモダンな作りで、都心のクラブにでも入る様な錯覚を覚えるフロントだ・・・。 最近やはり夭折した同世代のバスキアの絵画を、日本の実業家がクリスティーズやサザビーズのオークションで高額落札したとのニュースを見聞きされた方も多いと思う。

実の所、個人的には嫌いではないのだが、特別に好きだと云うアーティストでもないのだ・・・。 ただ、以前から雑誌や巷で良く見かけたアーティストだったので、機会があればしっかり見たいとは思っていた・・・。                  ・・・偏った個人的趣味が災いしてか?、このキース・へリングについては良く知らないので、入館時にもらったパンフレットの説明文を添付しておいた。(苦笑)

数時間じっくり見て回ったのだが、コンセプシャル・アートの匂いもするのだが、メッセージ性はソフトで、どちらかと云うとテキスタルやピクトグラムやアニメ等の匂いを多く感じた・・。 ストリート・アーティスト出身なので比較的誰にでも受け入れられ(見)やすい作家だと思うし、作家自身のポートレートからも、子供の様なピュアな精神性が見て取れる気がする・・・。

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